関甲新学生野球連盟 春季1部ﾘｰｸﾞ戦　終了報告

2021年関甲新学生野球連盟春季1部リーグ戦が終了いたしました。
結果は4勝10敗、7位となり秋季リーグ戦を1部リーグの舞台で戦える事となりました。

1部昇格後の初のリーグ戦とあって、期待と不安を抱えて臨んだリーグ戦でしたが、互角に戦えた部分と足りない部分、チームとしての良い所と悪い所がはっきりと見え、全てが結果に直結していました。

普段の練習やオープン戦等であらゆる準備をして臨んでも、本番では新たなミスが出たり思うようなプレーができない。
球威があり、コントロールの良い投手に対して攻めきれずに決めきれない。
毎週毎試合新たな課題が出て、技術・実力不足を感じながら帰路に就き、また練習。
選手達はこれまでにはない疲労感や苦難が絶えなかったシーズンだったと思いますが、野球人としてはとても幸せで最高の期間であったと思います。

努力をしたからといって、時間を費やしたからといって全てが報われる訳ではありません。
実際に納得のいく結果を出せた選手もいれば、納得のいかない結果だった選手も多くいたことでしょう。
そしてそれもまた野球であり、そのできなさや悔しさを自らが受入れ、耐えいかなくてはなりません。

試合の中で耐える時間が多かったこのリーグ戦は、間違いなく今後に活きる経験となったのではないでしょうか。
耐えて自らの課題に取り組み、それを選手が自ら打破する瞬間や打破した瞬間というのは、見ていてとても感動します。

秋季リーグ戦に向けて課題は山のようにありますが、チームとしても選手各々としてもそれらを乗り越えていく、乗り越える瞬間を多く作っていくように、チーム全員でこれからも頑張ります。

沢山の応援、誠にありがとうございました。

松本大学硬式野球部
監督　清野 友二